症例148 奈良県奈良市在住 10代男性
サッカ―選手のオスグッドの症状
当院ホームページをご覧になり来られて方です。
サッカーをしている6年生の少年でお母様と一緒に来られました。
当院には医師のご主人の勧めで来られたということでした。
お話をお聞きすると2ヶ月以上前から左右のオスグッドになり膝が痛くてサッカーの練習ができないということでした。
もうすぐ選考会があるので早く全力でサッカーができるようになりたいという希望がありました。
本人も親御様も切実な想いだと感じました。
サッカ―選手のオスグッドの整体
「整体1回目」
初検時に検査すると歩行時の膝の痛みも少しありました。
また、座位で膝を曲げる可動域検査をすると膝の痛みが顕著に現れました。
これらの動作時の膝の痛みを指標にし施術を勧めることにしました。
施術は膝後面の筋膜をリリースするのに超音波治療器から始めました。
その後に下肢の筋膜リリース、膝関節、股関節、足関節の調整を行い再検査すると歩行時の痛みは消失し、座位で膝を曲げる可動域検査は最初よりも可動域が増えて疼痛が緩和されていました。
施術後に今後の施術計画を相談させてもらいました。
本人の希望もありサッカーは休まずに負荷の少ない練習を続けながら施術することになりました。
「整体2回目」
歩行時の膝の痛みは消失しました。
座位で膝を曲げる時の動作は痛みが残存している状態でした。
施術は前回と同じことを行いました。
「整体3回目」
前回残存していた座位で膝を曲げる時の痛みは消失したので、次にしゃがむ動作を確認すると90度もしゃがむことができなきい状態でした。
「整体6回目」
完全にしゃがむ動作ができるようになりました。
ただしゃがんだ状態から立ち上がる時にオスグッドの痛みが残りました。
「整体9回目」
全力でサッカーの練習ができるようになりました。
練習中に左膝に少し違和感が出るということでした。
右膝は問題ない状態でした。
「整体10回目」
選考会も無事終えて悔いなく全力でプレイすることができたということでした。
今後練習がきつくなるので現在は身体の調整で来られています。
サッカ―選手のオスグッドの考察
オスグッドは良くならないと思っている方は非常に多いと感じています。
また、なかなか良くならずに困っている方も非常に多くいると感じています。
今回当院を勧めていただいた医師のお父様もオスグッドは成長期が過ぎるまでは良くならないと感じていたようです。
オスグッドは成長痛と言われていますが当院では適切な処置をすると完全にスポーツ復帰できると考えています。
膝の痛みについてはこちら
たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)